山陽自動車道とは、我が国の高速道路の1つで、兵庫県神戸市から山口県下関市までを結ぶ全長約460キロメートルの道路です。
山陽自動車道のあらまし
山陽自動車道とは、我が国の高速道路の1つで、兵庫県神戸市から山口県下関市までを結ぶ全長約460キロメートルの道路です。岡山市や広島市などの中国地方の主要な都市を通過し、本州四国連絡道路と連絡して四国地方ともつながっています。この道路は中国地方を横断する道路で、中国自動車道ともほぼ並行していますが、より人口密度が高い瀬戸内海沿いのルートを通っているのが特色です。
山陽自動車道の通行料金
山陽自動車道の通行料金は、他の地域を走る高速道路と同様に、距離と車種に応じて段階的に高くなるのが基本です。たとえば、神戸北インターチェンジから下関インターチェンジまでは、次の表のように普通車でおおよそ片道1万円程度です。
なお、廿日市ジャンクションから大竹ジャンクション間は、厳密にいえば国道2号の広島岩国道路ですが、山陽自動車道と直結し事実上一体のものとして運用されています。
出発 | 到着 | 通行料金 |
---|---|---|
神戸北IC | 山陽姫路西IC | 1,790円 |
神戸北IC | 岡山IC | 3,570円 |
神戸北IC | 広島IC | 6,470円 |
神戸北IC | 山口IC | 9,300円 |
山陽自動車道の路線図
山陽自動車道の路線図は、西日本高速道路のウェブサイトに掲載されています。このサイトからは、出発地と目的地、時間、車種などを指定すれば、いくつかのルートを候補として検索の上、通行料金を表示させることが可能です。
その他、山陽自動車道の各サービスエリアなどでは路線図が掲載されたパンフレットが無償配布されています。
山陽自動車道のサービスエリア・パーキングエリア
山陽自動車道の沿線のサービスエリアおよびパーキングエリアは、全線でそれぞれ8か所、13か所設置されています。駐車場やトイレ、自動販売機、売店・食堂・レストラン、ガソリンスタンド、EV充電設備などの施設があります。ただし、パーキングエリア・サービスエリアごとに、どのような施設の組み合わせになっているかは異なります。
スマートインターチェンジを併設しているパーキングエリアやサービスエリアであれば、ETC車両は一般道路への出入りが可能です。
山陽自動車道の道路情報
山陽自動車道の交通情報や道路状況は、サービスエリアに設置されたハイウェイ情報ターミナルから逐次配信されていますが、西日本高速道路ではリアルタイム交通情報の専用ホームページがありますので、こちらで事前に確認しておくとよいでしょう。
特にゴールデンウィークやシルバーウィーク、お盆、年末年始などの時期は渋滞が予算されますので、なおさら確認が必要です。